2021年1月26日(火)にオンラインで屋久島ブルーツーリズム推進協議会「うお泊やくしま」の事業説明会を開催しました。屋久島において海や魚に関わる活動を日頃されている方の中から、今後「うお泊やくしま」の取り組みにご協力を頂きたい方、一緒に連携して取り組み頂けそうな方にお声掛けをしてご参加頂けることとなりました。
ここでは当日の説明会でご説明させてもらったスライドをいくつかご覧頂きながら、当日の様子をレポートしたいと思います。
ご参加頂く方々には、簡潔にではありますが、屋久島ブルーツーリズム推進協議会ってどんな団体なの?というお話をしていましたが、あらためてどういう経緯で協議会を立ち上げたのかからお話をさせてもらいました。私たちの事業を一言で説明すると、屋久島で漁村滞在型旅行を推進していくことと言えます。屋久島に来島される方々の多くは都市部からいらしゃっていると思います。その都市部ではもう経験できなくなってしまったアクティビティや食体験、宿泊体験など体験プログラムを提供して、屋久島での滞在が来島者にとってより充実にしたものにするのが狙いです。
その中でも、どういった漁村滞在型旅行を作り上げていくのか?それは、過去のうお泊BLOGで投稿した『私たち「うお泊やくしま」が掲げるビジョンについて』でも投稿していますので、ぜひお時間ある時にご覧ください。
今回の屋久島ブルーツーリズム推進協議会「うお泊やくしま」は、屋久島に拠点を持つ6つの事業者で設立しました。どんな事業者が協議会メンバーとして名を連ねているのか?や各事業者が「うお泊やくしま」に携わろうとした経緯や想いを各事業者から一人ずつ語ってもらいました。
けい水産、漁師の暮らし体験宿ふくの木、遊漁船さかなのもり、島結レーベル、レストランパノラマ、屋久島ユースホステルと多様な業種にまたがって設立した協議会だけに、今後は業種の壁を越えた連携を増やして、今までになかった取り組みをしていきたいと考えています。
「うお泊やくしま」が屋久島のフィールドでどんなことをやりたいのか?それはこの1枚のスライドで表現されています。日頃美味しいご飯が食べられるのは、どこかでお米を育てたり、魚を捕ったりしている人たちがいるからです。そして、何よりそこにはお米が育ったり、魚が捕れる自然環境が残されているから・・・。なかなか食べることからそのことを連想するのが難しい時代となってしまった。そんな想いから魚を捕って、さばいて、食べるという食の循環を体験してもらうことで、命の大切さ、海への想いを感じてもらえるのではと思っています。
「うお泊やくしま」からの説明は少々かしこまった雰囲気になってしまいました。会の終盤で、屋久島ユースホステルのみっきーさんからご参加された方々へそれぞれの方が感じている屋久島出身者と移住者の屋久島の暮らしぶりについてお話しを聞きたいということで、お一人ずつお話をしてもらうことになりました。ここからは、ざっくばらんな会へと変わり、それぞれの参加者が感じる屋久島の今についてお話をお伺いすることができました。これからも屋久島の様々な立場の方々と対話を繰り返しながら、「うお泊やくしま」の事業を育てていけたらと思います。
お忙しい中ご参加頂いた皆様には、この場を借りてあらためてお礼申し上げます。
ありがとうございました!!