うお泊屋久島 とは


うお泊屋久島ってどんな団体?


うお泊(うおはく)とは?

うお=魚 + 泊=宿泊などの体験プログラム、また港を意味する

上記を組み合わせた造語です。

 

どんな仲間たちがいるの?

屋久島で魚を扱う事業者や、

海や川などの水辺で活動する事業者が主なメンバーです。

また鹿児島本土の事業者もいます。

漁師の暮らし体験宿ふくの木 

遊漁船さかなのもり/えびす丸 

(以下あいうえお順)

くんせい屋けい水産 

島結レーベル 

屋久島アウトドアガイド島結

屋久島シェアホステルみなと 

レストランパノラマ

NPO法人くすの木自然館 

 

わたしたちの活動が目指していることについて

 

この法人は、地域住民や来島者など幅広い層の人々に対し、泳いでいる魚が食卓にあがるまでのストーリーをおいしく・楽しく・分かりやすく伝えることで、魚を育て人々の暮らしを豊かにする自然環境を大切にする心を育み、生産者と消費者、海や魚と地域住民・旅人などを繋ぎ、双方が喜びを分かち合えるような社会をつくることを目指して活動をしています。 


うお泊屋久島が大切にしていること


泳いでいる魚が食卓にあがるまでのストーリーをおいしく・楽しく・分かりやすく届ける。

屋久島は世界自然遺産に登録されるほど豊かな自然があり、九州最高峰の宮之浦岳をはじめとする2,000メートル級の山が連なっています。日本一と言われるほどの降水量で、豊富な水が山をつたって川となり、私たちが住む里を通り、海へと流れていきます。山、川、海のどれもが美しく、自然の中で遊ぶ場所に困ることがありません。そして山の幸、海の幸とたくさんの自然の恵みをいただきながら、里の私たちは暮らしています。

 

今では、主に観光客向けに、ダイビングやシーカヤック・リバーカヤックやSUPなど屋久島にも海や水辺をフィールドにしたアクティビティが夏のシーズンは賑わいを見せています。一方で、わたしたちの暮らしやいのちを支えてくれている屋久島の里や海の豊かさを感じられる体験はあまり多くはありません。

 

屋久島で暮らしていると、暮らしていくということは、自然環境と関わっていくことなのだと教えられます。うお泊屋久島の仲間たちは、元々は都会で暮らしていた仲間が多いこともあり、都会にいる時は、暮らしと自然が切り離されている感覚をどこか感じていました。そして、もしかするとわたしたちが住む屋久島でも少しずつその関係性が希薄になっていきているのかもしれない?そうであるならば、わたしたちが、屋久島の海や魚を通して、屋久島の暮らしの豊かさや、それを支える命の大切さ、そして、その命を育む様々な生き物を含めた自然環境の大切さを届けていくことができるのではないか?

 

これがわたしたちうお泊屋久島の原点です。

 

屋久島で食べるお魚がどんなふうに漁師さんが釣ってきたのか?どんな風に新鮮な状態に保ち、さばいたり、調理されて、わたしたちの食卓に並ぶのか?そして、そのお魚はどんな海に暮らし、どんな特徴があるのか?そうした食の循環体験を通して、少しでも屋久島の自然のこと、海のこと、魚のことを知っていく。そんなおいしく、楽しく、感じられる体験を提供していきたいと考えています。

 

これからの「うお泊屋久島」にご期待ください。

 


肌で感じる体験から、食の循環を体感する

屋久島は海に囲まれた島です。そんな屋久島で、美味しいお魚を食べたい!屋久島に住む方、訪れる多くの方がそう思います。でも、せっかくなら自分で釣って、さばいて、食べてみて欲しい。そうすれば、もっと美味しい世界が待っているから。


昨今、SDGs、サスティナブルが盛んに謳われるようになり、食に関しても、スローフード、地産地消、トレーサビリティなどに注目が集まっています。うお泊屋久島では、今私たちにできることは何か?を大切にして、いつの時代も変わらず、様々な種類の魚たちが捕れて、食べ続けられるために、屋久島らしい”食の循環体験”を提供していきます。



うお泊屋久島 代表理事からメッセージ


 

特定非営利活動法人うお泊屋久島の前身である屋久島ブルーツーリズム推進協議会は、屋久島で活動している6つの事業者によりスタートしました。その中には、宿泊施設を営む事業者、飲食店を営む事業者、水産加工業を営む事業者などこれまであまり連携することのなかった異業種の事業者が参画していました。

 

屋久島ブルーツーリズム推進協議会の設立から2年が経ち、我々だけの力では、できることは限られている。事業を進めていく上で、そんな現実と向き合うこととなり、うお泊屋久島の海や魚への想いをもっと多くの方と分かち合いたい。そして、ともに屋久島の暮らしを豊かにしていきたい。そんな想いが湧いてきました。

 

協議会運営時にも構想していたように、プラットフォーム(様々な垣根を越えて、人や情報やモノ・コトが行き交う場)という位置づけはそのままに、もっと地域の人々や、行政の方々(屋久島町や鹿児島県など)と、そして、この屋久島に興味・関心を持って訪れてくる人々との信頼関係を築いていくために、2022年11月、「うお泊屋久島」は、法人化しました。

現在(2023年3月時点)5名の理事にて運営しています。

 

今後の我々の活動を応援・支援して頂いたり、ともに参加して頂くことで、皆さんとともに海や魚を通して、豊かな暮らしが実現できるアクションを一歩ずつ起こしていきたいと思います。

 

"届けよう!泳いでいる魚が食卓にあがるまでのストーリーを!"

 

特定非営利活動法人 うお泊屋久島 

代表理事 中島 遼

 

 


うお泊屋久島の沿革と組織概要


うお泊屋久島 理事紹介

代表理事:中島 遼(漁師の暮らし体験宿 ふくの木 代表/遊漁船さかなのもり)

副代表理事:岡山 龍之介(えびす丸船長/遊漁船さかなのもり)

理事:浜本 麦(特定非営利活動法人くすの木自然館 代表理事)

理事:笹川 健一(島結-SHIMAYUI-代表)

理事:中村 幹(屋久島環境文化財団 研修センター職員・自然体験インストラクター)

監事:田中 啓介(地魚くんせい けい水産 代表)

監事:阪根 充(屋久島シェアホステルみなと、屋久島サウスビレッジ 代表)

2023年3月現在、5名の理事にて運営しております。