屋久島にわれは海の子探検隊がやってきた
お魚が食卓に上がるまでのプロセスを知る機会は少ない…!?
2021年10月17日(日)に海と日本PROJECTin鹿児島実行委員会が実施した「われはうみの子探検隊~世界自然遺産の海~」の体験活動のひとつとして、うお泊屋久島が「食の循環を伝える」体験を提供しました。
屋久島の松峰大橋の近くにひっそりと佇む、「ゲストハウス トッピーの森」の広場で、屋久島名産のトビウオクイズとトビウオの炭火焼体験を鹿児島の小学生たちに体験してもらいました。
今回、うお泊屋久島メンバーは、海や魚をモチーフにした被り物をして子どもたちの前に登場!トビウオは何種類いるの?トビウオは何メートル飛ぶの?などなどトビウオをより身近に感じられるクイズに答えてもらいながら、屋久島の海と魚のことを学んでもらいました。
トビウオの炭火焼体験では、まず最初に、トビウオのあごだし加工の生産工程を見学してもらいました。クイズで学んだトビウオの知識から、実際のトビウオを見て、どんな生き物なのか?を五感で感じながら、魚をさばく工程を見てもらいました。
みんな興味津々で魚さばきを見学していました。
次に、あらかじめ捌いてあったトビウオの開きを一人1枚ずつ炭火でじっくりと焼く体験をしてもらいました。炭火で魚を焼くのは初めて!という子どもたちも多く、「もう焼けたかな?」「もう食べられる?」なんて声も出ていました。うお泊スタッフは、「どのくらいの焼き加減がいいか自分たちで考えてみよう!」と子どもたちには焼き上がりの完成品と見比べてもらいながら、美味しいそうな焼き加減を自分たちで見極めてもらいました。
日頃、スーパーなどでお魚を買って、料理をしてもらって、食べるという中では、食べたお魚がどんなお魚なのか?そして、どんな風に調理をされているのか?食の過程・プロセスを知る機会はなかなか得られません。 今回の体験を通して、泳いでいる魚が食卓にあがるまでのストーリーを感じてもらえたかもしれません。
屋久島海や魚の未来と子どもたちが夢描く未来のために
最後に、今回の小学生たちへの体験提供を振り返って思うこと。
うお泊屋久島の理念として掲げた3つの項目を思い出してみたいと思います。
われわれ、うお泊屋久島が大切にしたいと思っていること。
1.感動体験をわかちあう
2.自分たちも楽しむ
3.泳いでいる魚が食卓にあがるまでのストーリー
1.感動体験をわかちあう
→子どもたちが、炭火で焼いたトビウオを大事そうに抱えて、僕が私が焼いたんだよ!と嬉しいそうにしている姿は、子どもたちに感動体験を提供できたと同時に、われわれもその表情から感動を頂けたのでは?と感じています。
2.自分たちも楽しむ
→今回のイベントの主旨にも賛同して、屋久島の海と魚を思いっきり表現してみようということで、みんなで被り物までして、メンバーが集いました。まずはうお泊屋久島のメンバーが楽しまないと子どもたちも楽しくないはず!ということで、子どもたちを前に、自分たちも楽しむとともに、刺激をもらうことができました。
3.泳いでいる魚が食卓にあがるまでのストーリー
→体験プログラムの内容が、トビウオのことを知る、実際のトビウオを見て、生産の過程を実際に見てもらう、そして自分たちでその過程の一部をやってもらうということで、限られた時間ではありましたが、泳いでいる魚が食卓にあがるまでのストーリーを子どもたちの五感を通して、感じてもらえたのではと思っています。
これからも屋久島海や魚の未来と子どもたちが夢描く未来のために、うお泊屋久島として、体験提供をしていきたいと考えています。
最後まで記事をお読みいただき、ありがとうございました!